今回は「鬼滅の刃」関連銘柄の買いがありなのかについてお話しします。このブログでは、まず「鬼滅の刃」とはどういうコンテンツなのかを紹介し、その後、関連して好投している銘柄についてお話しします。最後に現在コラボしている大手企業についても触れます。結論としては、低価格の株に手を出すのはギャンブル性が高いですが、上昇トレンド中にある大型株に関しては投資する価値があると考えています。
「鬼滅の刃」とは何か？
「鬼滅の刃」は、週刊少年ジャンプで連載されていた漫画です。原作はすでに終了しており、単行本は全22巻で1億部を突破するという驚異的な売上を記録しています。この数字は他の人気作品と比較しても異例の速さです。
「鬼滅の刃」がここまで人気を博した背景には、アニメ化が大きな要因となっています。アニメ制作を手掛けたのは、クオリティに定評のあるufotableという制作会社で、その高い品質が作品の魅力をさらに引き立てました。現在上映中の映画も、このufotableが制作しており、公開3日で46億円の興行収入を記録するなど、歴代4位という快挙を成し遂げています。
また、「鬼滅の刃」のファン層は非常に幅広く、10代から30代までのさまざまな年齢層に愛されています。特に女性からの支持が高く、登場キャラクターの魅力がその一因となっています。このため、映画関連グッズの売り上げも期待されています。
「鬼滅の刃」関連銘柄の紹介
「鬼滅の刃」の公開に合わせて好投した銘柄について、いくつか具体例を挙げて紹介します。
ウェッジホールディングス (2388)
ウェッジホールディングスの株価は200円で、本日ストップ高となっています。時価総額は701.6億円です。「鬼滅の刃」の宣伝協力をしていることが材料視されていますが、本業はカンボジアでのオートバイリース業であり、コンテンツ事業の売上比率はもともと5%程度と低いため、業績への影響は未知数です。売上高の推移を見ても徐々に上がっている程度です。
エリア (3935)
エリアの株価は604円で、本日13.32%増となっています。時価総額は37億円です。ゲーム会社としてスタートしましたが、電子書籍事業で成功しました。材料視されているのは、一二三書房というサイトで「鬼滅の刃」関連のグッズ販売をしていることです。昨年は過去最高の売り上げを記録しており、株価も上昇しましたが、それまでは大きく下落していました。
SKジャパン (7608)
SKジャパンの株価は430円で、本日ストップ高となっています。時価総額は36.5億円です。ゲームセンター向けの景品の制作販売を行っている企業で、「鬼滅の刃」関連のグッズも製作しています。売上高の推移は下降傾向にありますが、株価はじわじわと上がってきています。
ジーンズメイト (7448)
ジーンズメイトの株価は410円で、本日ストップ高となっています。時価総額は66.7億円です。アパレルショップを運営しており、「鬼滅の刃」のコラボTシャツを販売しています。これが非常に売れており、株価は4営業日で約2倍となっています。業績は下がっているものの、株価の上昇は顕著です。
コトブキヤ (7809)
コトブキヤの株価は1982円で、本日8.66%プラスとなっています。時価総額は54.6億円です。様々なアニメグッズを販売しており、「鬼滅の刃」のフィギュアも販売予定です。株価は5月から上昇し続けており、現在はやや停滞気味です。
東宝 (9602)
東宝の株価は4675円で、本日4.47%プラスとなっています。時価総額は8000億円を超えています。映画の配給会社であり、「鬼滅の刃」の映画配給も行っています。株価は8月から上昇を続けており、上場来高値に迫る勢いです。
大手企業とのコラボレーション
「鬼滅の刃」の映画公開に合わせて、様々な大手企業がコラボレーションを展開しています。
くら寿司 (2695)
くら寿司では、「鬼滅の刃」コラボメニューを提供しています。特に子供に人気の寿司チェーンで、コラボ限定のグッズも販売されています。
ガンホー (3765)
ガンホーは、「パズドラ」と「鬼滅の刃」のコラボイベントを開催しています。これにより、ゲーム内での売上が期待されています。
ローソン (2651)
ローソンは、「鬼滅の刃」コラボ食品を販売しています。特にコラボ限定商品が人気を博しており、メルカリなどで高値で取引されることもあります。
ユニクロ (9983)
ユニクロは、「鬼滅の刃」とのコラボTシャツを販売しています。これも非常に人気で、多くのファンが購入を希望しています。
日清食品 (2897)
日清食品は、「鬼滅の刃」コラボカップ麺を販売しています。こちらもファンにとっては見逃せない商品です。
バンダイナムコ (7832)
バンダイナムコは、「鬼滅の刃」専用のステッカーやフィギュアを提供しています。これらの商品も非常に人気があります。
ダイドードリンコ (2590)
ダイドードリンコは、「鬼滅の刃」コラボドリンクを発売しています。ファンにとっては、普段の飲み物が「鬼滅の刃」仕様になるという楽しみがあります。
まとめ
最初に紹介した低価格の株式は、株価の上昇に魅力はありますが、業績が悪い企業が多いためリスクも高いです。ウェッジホールディングスのように、本業とかけ離れた銘柄も含まれています。今から参入するのであれば、ギャンブル性が強いため、下がり始めた時に空売りを入れるなどの戦略が必要です。
一方、大手企業とのコラボ商品に関しては、売上貢献が期待できるため、既に上昇トレンドにある銘柄に乗る方がリスクも少ないでしょう。メルカリなどでの人気商品として取引されることもあり、それを目当てに購入する人も多いです。時価総額が大きい銘柄に関しては、上昇トレンドを見極めて投資することが重要です。
関連する質問と回答
「鬼滅の刃」関連銘柄を今から買うのはリスクが高いですか？
はい、特に低価格の株はリスクが高いです。短期的な上昇トレンドに乗るか、下がり始めた時に空売りを入れるなどの戦略が必要です。
大手企業とのコラボ商品は投資に値しますか？
はい、大手企業とのコラボ商品は売上貢献が期待できるため、既に上昇トレンドにある銘柄に投資する方がリスクも少ないです。
「鬼滅の刃」の映画公開後、関連銘柄はどうなると予想しますか？
映画公開後も超高収入が続く限り、関連銘柄は大きく下がることはないと予想されます。ただし、思惑で買われている部分もあるため、慎重に見極める必要があります。
「鬼滅の刃」関連グッズの売上はどれくらい期待できますか？
「鬼滅の刃」は幅広い年齢層に人気があり、特に女性からの支持が高いため、関連グッズの売上も期待できます。
他に注目すべき関連銘柄はありますか？
紹介した銘柄以外にも、アニメ制作会社のufotableや、グッズ製作会社などが注目されています。具体的な銘柄情報は常にチェックすることが重要です。
